山口県立萩美術館・浦上記念館

サンタフェ リー・ダークスコレクション 浮世絵最強列伝 ~江戸の名品勢ぞろい~

ARTLOGUE 編集部2018/05/09(水) - 18:47 に投稿
喜多川歌麿 『歌撰恋之部 物思恋』 大判錦絵 寛政5~6年(1793~1794)頃 
リー・ダークスコレクション ⓒ Lee E. Dirks Collection

 

リー・ダークス氏(米国、1935年生まれ)の浮世絵コレクションをまとめてご紹介する、はじめての展覧会です。米国の大手新聞社で記者として活躍し、その後は同業界で企業経営に携わってきたダークス氏。20代の頃、米空軍士官として日本に駐留したことをきっかけに日本美術に関心を持ち、後に、とりわけ感銘を受けたという浮世絵版画の収集をはじめます。
情熱と愛情を注いで育て上げられたリー・ダークスコレクションは、誰もが知る名品あり、浮世絵ファンを唸らせる珍しい名品あり、まさに“最強”のメンバー揃いです。またその中には、摺った当初の美しい色彩を残した作品も多く含まれ、優れたコレクションと評価されています。コレクションが網羅する、浮世絵版画の初期から幕末までの代表的な絵師による作品で、見ごたえたっぷりの浮世絵の世界をお楽しみください。