住所
福岡県 北九州市 戸畑区西鞘ヶ谷21-1
エリア
当館は、昭和49年(1974)西日本における公立美術館の先駆けとして設立されました。百万市民を抱える北九州市にふさわしい美術館として、豊富な収蔵品を常時展示すると同時に優れた企画展を開催することにより、市民に美術鑑賞の場を提供し、創作活動に対して支援するということを基本方針としてスタートしました。また開館と同時に、全国で初のボランティア制度を導入し、来館者に対する作品解説や教育普及活動を推進していることでも知られています。現在ボランティアは一般から募集し、数年の養成期間を経た約80人が交代で毎日活躍しています。建築の設計者は大分出身の著名な建築家、磯崎新氏です。本館はグリッドを基調にしたデザインで、ファサードから二本の筒が飛び出し、左右に比翼が伸びたユニークな形をしています。展示室は企画展示室、常設展示室と分かれ、特に常設展示室はコーナーを5つに分け特徴ある展示を心がけています。昭和62年(1987)には地元作家の発表の場を設ける意図で別館(アネックス)を増築し、1階の市民ギャラリーを発表の場として提供しています。また、3階には常設的に少しでも多くの種類の版画や素描などの小作品を紹介したいということから、専用の展示スペースを設けテーマを決めて常時、小展覧会を開催しています。ロケーションとしては小倉、戸畑、八幡の三区にまたがる丘の上にあり、臨海工業地帯と市街を見下ろす場所にあります。緑豊かな敷地総面積は10万平方メートルと広大なもので、市民の散歩やジョギング・コースとして親しまれています。
郵便番号
804-0024
アクセス数
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