今日は母の日。
私の周囲でもお母さんになった友人が随分増えました。 結婚でライフスタイルはおのずと変わりますが、時間が許せば、 それまで同様、展覧会や芸術祭、公演、ライブ、 とそれまでよく参加していたイベントにも引き続き出かける友人が 殆ど。
とはいえ赤ちゃんが生まれると、 子ども連れでも気兼ねなく行ける場所という選択肢がどうしても外 せません。
電車でも小さなお子さん、 ベビーカーに乗った赤ちゃんを連れた女性の姿を見かけますが、 子どもさんが騒いだりぐずったりすると声のする方にちらほら向か う視線を感じます。他人の私が意識するのであれば、 人一倍気にする人にはつらい状況かもしれません。
公共交通機関でも難しい場面がある現状。 美術館のように静かに過ごすことが前提となっている場所ではなおさ らです。実際、 子連れの美術観賞について厳しい意見を述べる人もいます。理由としては子どもの泣き声が気になる等、音やマナーを気にする人が多いようです。
海外では声高ではないものの、作品について話しながら鑑賞する人たちをよく見かけます。日本はそれと比べると館内での私語に対するセンサーの感度がかなり高め、反応が厳しめな印象です。
東京では戸栗美術館が「フリートークデー」、三菱一号館美術館が「トークフリーデー」と、おしゃべりしながら美術鑑賞をしても大丈夫な日を設けたり、子どもと一緒にアートを楽しむためのイベントが企画されたりと、少しずつ、子ども連れでも気兼ねなく美術館に行ける環境が整えられつつあります。
子どもを連れての美術鑑賞が不安な方は、まずそういう日に美術館に足を運んでみて、自分も子どもも安心して過ごせる場所かどうかチェックしてみるのもいいかもしれません。おむつを変えられる場所があるか、授乳室があるのか等、気になることは事前に美術館に確認することも出来るので、迷った時は美術館に問い合わせるという手もありです。
美術館は色々な人が色々な思いで美術作品に会いにくる場所、それぞれの理想の鑑賞スタイルはあるでしょうが、基本的に年齢制限はありません。
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