「Art Meets 02 大西伸明/相川勝」 CURATORS TV

ARTLOGUE 編集部2015/05/01(金) - 00:00 に投稿
「Art Meets 02 大西伸明/相川勝」 CURATORS TV

「Art Meets 02 大西伸明/相川勝」のギャラリートーク

スピーカー

吉田成志

会場

アーツ前橋

会期

2015年3月21日~6月7日

展示について

「Art Meets」は、さまざまな人がここで、アートに出会い、アートを通じて創造的な日常を発見し、多様な考え方や感性に触れていただくことを目的に、中堅アーティストの多様な活動を紹介する企画展として、年1回開催していきます。 第2回は大西伸明(1972年生まれ)と相川勝(1978年生まれ)です。 大西伸明は植物や産業製品などを樹脂と彩色によって複製する作品をつくります。相川勝は流通するCDを描画と作家の声によって再現する作品や、インターネット回線による電話サービス「Skype」を利用してピンホールカメラで撮影するデジタルとアナログ技術を混在させた作品を制作します。 技術の発達に伴い、私たちの周りでは多くの物と情報が溢れ、それらは日々生まれては忘却され廃棄されていきます。二人の作家はデジタル技術や機械化により安価に量産される商品/物質を、作家の想像力と造形力により唯一のものへと生まれ変わらせます。 “Art Meets” is a series of exhibition to discover mid-career artist’s work and the scope of their activities will be here introduced. This series is scheduled to take place once a year hereafter. The second edition will introduce Nobuaki Onishi(born in 1972) and Masaru Aikawa(born in 1978). Please enjoy both these artists way of viewing landscapes, as well as their unique world recognition.

アーティストについて

吉田成志(よしだなるし) 1977年神奈川県生まれ。2003年和光大学人文学部芸術学科卒業。財団法人軽井沢文化学院ルヴァン美術館、川崎市岡本太郎美術館を経て、2013年よりアーツ前橋に就任。主な展覧会に「富本憲吉と西村伊作の文化生活 暮らしをデザインする」(ルヴァン美術館、2008年)、「小野佐世男 モガ・オン・パレード」(岡本太郎美術館、2012年)、「プレイヤーズ 遊びからはじまるアート」(アーツ前橋、2014年)など。

スピーカーについて

大西伸明  1972年岡山県生まれ、京都府在住。1998年京都市立芸術大学大学院美術研究科版画専攻修了。2013~14年ベルリン芸術大学ゲストスチューデント/イケムラレイコ教室。 現在京都市立芸術大学准教授。主な個展に2006年「Desktop,Dress,Gray」(国際芸術センター青森、青森)、「LOVERS LOVERS」(入善町下山芸術の森発電所美術館、富山)、2010年「Chain」(ギャラリーノマル、大阪)、「新しい過去」(MA2ギャラリー、東京)、2011年「Nobuaki Onishi Exhibition」(Georgia Scherman Project、トロント)など。 主なグループ展には、2004年 「アートコートフロンティア2004 #2」(アートコートギャラリー、大阪)、2007年「版という距離」(京都芸術センター、京都)、2008年「共鳴する美術2008」(倉敷市立美術館、岡山)、2010年「IMMANENT LANDSCAPE」(West Space、メルボルン)、2011年「Close Encounter」(AKI Gallery、台北)、2012年「自由になれるとき・現代美術はこんなにおもしろい!」(岡山県立美術館、岡山)、2013年「TESTING GROUND:DISAPPERING INTO ONE」(Zabludowicz Collection、ロンドン)、2014年「高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.04 リアルをめぐって」(高松市美術館、高松)、「プリントて何?―境界を越えて」(市原湖畔美術館、市原)ほか、展覧会、受賞歴多数。 相川勝  1978年ペルー共和国生まれ、東京都在住。2004年多摩美術大学美術学部情報デザイン学科メディア芸術コース卒業。在学時より「複製」や「身体」をテーマに制作する。2009年に自身の思い入れのあるCDのパッケージから内容までを絵筆と声により模写した作品《CDs》を発表し注目を集める。近年はこのシリーズと並行して、自作のピンホールカメラにより、パソコンやタブレット端末の画面を撮影するシリーズを制作している。主な展覧会に、2003年「Media Select展」(名古屋アートポート、名古屋)、2008年「Artificial World」(Mountain Fold Gallery、ニューヨーク)、2010年「六本木クロッシング2010展:芸術は可能か?」(森美術館、東京)、2011年「Gateway Japan」(Torrance Art Museum、トーランス)、2014年「あなたがここにいてほしい」(eitoeiko、東京)、2014年「鉄道芸術祭vol.4」(アートエリアB1、大阪)など。

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