Ziggurat Design 30s アメリカン・アール・デコと摩天楼 IdcNコレクションシリーズvol.23

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:39 に投稿

20世紀初頭、ヨーロッパをはじめに流行を見せたデザインスタイル、「アール・デコ」は、1920年代後半から30年代にかけ、経済発展を遂げたアメリカにおいて新しい要素を取り込み、全世界に広がりを見せました。幾何学表現を特徴とするアール・デコ様式の中でも、当時ニューヨークに続々と登場した高層ビル群、摩天楼の形状を取り入れた階段状の“ジグラット・パターン”は、シンプルでありながら力強く、それまでの曲線的なアール・ヌーヴォー・スタイルを一新するデザインの一つとなりました。天にも届かんばかりに高さを競っていた高層ビル群は空をこするほど高い“スカイスクレーパー”(摩天楼)と呼ばれ、当時の新しい技術、新たな都市生活の象徴でもあったのです。

本展では、ジグラット・パターンを取り入れた当時の家具や照明器具、プロダクト製品などを展示。経済発展とともに、“マシンエイジ”とも言われる新しいデザインスタイルを創り上げていった、アメリカのモダンなライフシーンをお楽しみいただきます。

【開館時間】
12:30~18:30

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Ziggurat Design 30s アメリカン・アール・デコと摩天楼 IdcNコレクションシリーズvol.23

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