安西水丸は、1970年代より小説、漫画、絵本、エッセイや広告など多方面で活躍したイラストレーターです。はじめ広告代理店や出版社に勤め、デザイン等の仕事をしながら、嵐山光三郎の勧めで『ガロ』に漫画を掲載、南房総での幼少期を題材とした『青の時代』が高い評価を受けます。独立後は、村上春樹をはじめとする本の装幀や、『がたん ごとん がたん ごとん』などの絵本、和田誠との展覧会、広告や執筆活動など幅広く活躍しました。「その人にしか描けない絵」を追求し、身近なものを独自の感性で表現した作品は、私たちをユーモアと哀愁あふれる世界へと誘います。本展では、「小さい頃よりずっと絵を描くことが好きだった」という安西の幼少期から晩年に至るまでの足跡を、原画と資料あわせて700点以上によりご紹介します。
関連事業
■ちいさなおはなしかいスペシャル
日 時:8月9日(木)10:30~11:00頃まで
会 場:美術館 企画展示室
対 象:0~3歳ぐらいのお子さんと保護者
※無料。申し込みは不要です。詳しくは美術館または図書館へお問い合わせください。
■担当学芸員によるギャラリートーク
日 時:8月25日(土)14:00~15:00
※チケット購入のうえ、企画展示室入口にお集まりください
開催概要
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会 期:2018年7月7日(土)~9月2日(日)
会 場:福島県立美術館 企画展示室
時 間:9:30~17:00
休 館:毎週月曜
入館料:一般・大学生1000円(800円)、高校生600円(500円)、小中学生400円(300円)
※()内は20名以上の団体料金 ※各種障がい者手帳をお持ちの方は無料
イラストレーター 安西水丸 フォトギャラリー
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