ART OSAKA 2018

ARTLOGUE 編集部2018/06/18(月) - 15:21 に投稿

第16回現代美術のアートフェア「ART OSAKA 2018」を、7月7日(土)-8日(日)[内覧会:6日(金)]の日程で、ホテルグランヴィア大阪26階(JR大阪駅直結)にて開催致します。 ART OSAKAは、現代美術に特化したアートフェアとして日本で最大規模であり、一番長く支持されてきた定評あるアートフェアです。参加ギャラリーは国内外より54ギャラリー(関西21、関西以外26、台湾3、韓国4)がラインナップ、内初出展は4軒、展示ブース数は68部屋に上ります。 今年は新たな試みとして、35歳以下の若手注目作家を個展形式で紹介する「U-35セクション」を設けた他、「Exhibition PLUS」も個展で作家を紹介するなど、個性がダイナミックに競演するアートフェアが実現致します。さらに会期中には、来場者の投票による「ベストプレゼンテーションアワード」も実施します。 是非、年に1度の夏のアートの祭典「ART OSAKA 2018」により多くの方にご来場いただき、アートコレクションとアワード参加を通じて、現代美術の世界にコミットする楽しさを味わっていただければ幸いです。

 

ポイント1:ウェブサイトを使って出展作品を予習しよう!

ART OSAKA 2018 の公式ウェブサイトでは、出展予定作品の一部を事前に紹介しています。登録されている作品数は約250点で、作家名による検索だけでなく、絵画や彫刻、写真等メディアを絞っての検索や、価格帯による検索が可能です。購入予算の参考にしたり、どのギャラリーからどんな作品が出展されるのか、事前にチェックし、フェア当日お目当ての作品を効率的に見て回る準備に活用できます。また会場にご来場できない場合も、メールでの問い合わせも可能な問い合わせフォームも付いています。
アートワークページ  

 

ポイント2:韓国や台湾の有名ギャラリーが紹介する、同時代のアジアの表現を体感しよう!

ART OSAKA 2018には、韓国からはGallery Shilla、Keusmsan Gallery等、台湾からはAKI GALLERY、Galerie Grand Seicle、Der-Horng Art Gallery 等、国際的に精力的な展開をしているギャラリーが出展します。
例えば、ミニマルな表現の空間的な作品を数多く紹介しているGallery Shilla(テグ、韓国)は、近年カラー・ストライプの繰り返しを、様々な素材の上で実験的に行っている作家、Doo young Park(b.1958-) と、最小限の垂直線と平行線で分割や再構成を行いながら、空間的な効果の試みを行っているLee Kyo Jun(b.1955-)を紹介します。
また、映像や写真等のニューメディアにも強いGalerie Grand Seicle(台北、台湾)は、都市風景をテーマに制作をしているSU Tzu-Han(b.1984-)や、絵画や写真を使って「日常與肉身-Flesh and the Everydayness」を表現しているHSU Meng-Han(b.1988-)ら、台湾の若手作家を紹介します。
台湾だけでなくアジアでも最も主要な現代美術ギャラリーの一つとして知られるAKI GALLERY(台北、台湾)は、プールサイドの出来事を独特なタッチで描くFAN Yangtsung (b.1982-)や、アンバランスな少女(女性)像を描くWU Yih-Han(b.1982-)、欲望に塗れた現代の人間像を金箔を使った絵画でシニカルに描くLEE Chen-Dao(b.1982-)、古典的な絵画をベースに抽象的な線や余白を加えナラティブな絵画を追求しているCHENG Nung-Hsuan(b.1983-)ら、台湾の若手作家の力強い表現をグループ展で紹介します。

ART OSAKA 2018 では、同時代に活躍するアジアの新進気鋭の作家から実力派中堅作家の表現を目撃できるだけでなく、ギャラリストから直接話を聞くことで、作品の背景にある作家のコンセプトを知ることができる貴重な機会 になるでしょう。

 

ポイント3:企画展を楽しもう!「京芸 transmit program 2018: ART OSAKA version」

ART OSAKAでは、2013年より京都市立芸術大学とコラボレーションにより、将来を大いに期待出来る若手作家たちを紹介する企画展を開催し、毎年好評を博してきました。今年は「京芸 transmit program 2018: ART OSAKA version」と題して、熊野陽平(構想設計)、小林紗世子(日本画)、藤田紗衣(版画)、吉田桃子(油画)の若手作家4名を、2部屋(6108,6109)を使って紹介いたします。新進気鋭の作家のあふれるパワーをご覧下さい。

 

ポイント4:トークイベント「再考:80年代のアートシーン」に参加しよう!

ART OSAKA 2018の会期中には、美術専門家によるトークイベントも開催いたします。美術史の動向を踏まえながら見ると、作品の理解も一段と深まります。※現在事前予約受付中!

◆トークタイトル:「再考:80年代のアートシーン」
日 時:7月7日(土)14:00-15:30
会 場:ホテルグランヴィア大阪 20階クリスタルルーム
ゲスト:安來正博(国立国際美術館主任研究員)
聞き手:加藤義夫(加藤義夫芸術計画室・ART OSAKA実行委員)
入場料:無料 *但し、フェア入場料1500円が別途必要
定 員:40名 *事前予約制(先着順)
申込方法:info@artosaka.jpまで、必要事項【お名前、人数(2名様迄)、当日連絡可能な電話番号】を明記の上、お申し込みください。
トーク概要:1980年代は近代(モダン)が終焉を迎えポストモダンの時代に入りました。アートはモダンアートの伝統から決別し、ポストモダニズムを生みます。今年は日本各地の美術館で日本の80年代美術が取り上げられ紹介されます。大阪では今秋11月から「ニュー・ウェイブ現代美術の80年代」展が国立国際美術館で開催されます。同展担当キュレーターの安來正博さんに、80年代美術の魅力を語っていただきます。

 

ポイント5:来場者による投票「ベストプレゼンテーションアワード」に参加しよう!

今年は新たな試みとして、フェアの来場者の方々に最も魅力的に感じたブースに投票して頂く参加型プログラム「ベストプレゼンテーションアワード」を実施します。7月6日(金)内覧会にお越し頂いた招待客・関係者の皆様の投票により「プレビュー賞」を決定し即日開票予定。また内覧会と、続く一般公開の7月7日(土)8日(日)を合わせたフェア全日程の投票を集計して「オーディエンス賞」も決定いたします。 アワードに参加することが、現代アートの世界に普段より一歩踏み込んで関わる楽しさ・奥深さを知るきっかけになること間違いありません。

 

開催概要

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会 期:2018年7月7日(土)~7月8日(日)
会 場:ホテルグランヴィア大阪26階ワンフロア貸切
時 間:一般公開 7月7日11:00~20:00 7月8日11:00~19:00
*ご入場はフェア終了1時間前まで
*プレビュー 7月6日14:00~20:00プレス・招待客のみ
入館料:1,500円/1daypass
小学生以下は無料。但し必ず保護者同伴下さい。
チケットはフェア会場にてお買い求めください

 

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