GIRLS 毎日を絵にした少女たち

ARTLOGUE 編集部2018/05/14(月) - 17:18 に投稿
塔本シスコ《アロエの花は冬に咲く》1995 年撮影:塩田洋

 

大正生まれのシスコ、澄子、ゑい。時を超えて描いた少女のときめき――
本展に出展する3人は、大正初期に生まれ、激動の時代を生きています。彼女たちは、不思議なことに皆、歳を重ねてから過去を追憶し、堰を切ったように大量の絵を描いています。川で遊んだ日、親戚がたくさん集まった日、妖精を見つけた日、戦時中のある日。それから妻となり、母となり、やがておばあさんとなって過ごした日々。在りし日の瞬間瞬間に宿るときめきを絵にしたためていきました。今そこにある暮らしや、過去からの出来事の一つ一つを肯定していく姿は、彼女たちによって描かれた絵のごとく美しく、歳を重ねてなお少女のようにきらきらと輝いているように見えます。3人の少女の眼を通して見つめられた大事な瞬間を伝える絵は、私たちに毎日がかけがえのないものであることを伝えてくれるでしょう。

 

展覧会概要

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タイトル GIRLS 毎日を絵にした少女たち
会期:2018 年 4 月 28 日(土)~7 月 29 日(日)
会場:ボーダレス・アートミュージアム NO-MA(滋賀県近江八幡市永原町上 16)
時間:11:00~17:00
休館:月曜日(祝祭日の場合は翌日休館)
料金: 一般 300 円(250 円) 高大生 250 円(200 円)中学生以下無料
※障害のある方と付添者 1 名無料、()内は 20 名以上の団体料金

 

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