岡本敦生 展「水を彫る」“ excavate a water-2017 ”

column and cube water / 四角水と円柱 (1985 / 黒御影石 / w18 × D14 × H19cm)

展覧会について

国内外にて活動する彫刻家、岡本敦生の展覧会を開催します。彫刻館 宇空(うくう)にて同時開催中の岡本敦生「旧作展」とともに、岡本作品の特徴である御影石を使った新作の展示を行います。メインとなる石彫作品（“excavate a water - 2017 - 1~7 ”）は、水の屈折率を計算して形作られたもので、水深40cm の水の中に作品が置かれた状態を、水の無い空間の中に表現しています。

作家コメント

1970 年代後半〜1980 年代前半に展開していた作品「水域」は、水の屈折率を正確に計算し、それを石の形状で表現しながら「水の無い空間に水域を作る」というコンセプトのものでした。そして、近年の私の彫刻コンセプトである「発掘・excavation」や「化石・fossil」を制作展開していく過程で、40 年前に展開していた「水域」に再び辿り着き、今回の展覧会では、今の自分にとって新鮮な試みとして、新作「水を彫る」 “ excavate a water - 2017 ”を展開します。

岡本敦生

同時開催　「岡本敦生 旧作展」

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・会場：伊勢現代美術館 / 彫刻館「宇空(うくう)」
・会期：2017 年9 月16 日(土)〜2018 年1 月22 日(月)

※「彫刻館 宇空(うくう)」は伊勢現代美術館の別館です。

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