「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderles」は、世界初のデジタルアートミュージアムであり、チームラボのフラッグシップ施設となります。施設面積 10,000 ㎡という圧倒的な広さをもった巨大施設は、5 つの空間で構成され、世界初公開作品を含む約 50 作品を展示します。
“Borderless”のコンセプトのもとに、展示作品は他の作品との境界がなく、部屋から出て通路を移動しはじめ、他の作品とコミュニケーションし、時に融合します。また、作品と鑑賞者との境界もないため、人々はこの世界に没入し、さらには、自分と他者との境界すら連続的なものになっていくでしょう。境界のないアートでできた本施設は、自らの身体を使って探索しながら、他者と共に新しい体験を創り出していく、世界に類を見ない全く新しい世界となります。森ビルとチームラボがタッグを組み、世界に類のない施設を創出することで、2020 年そしてその先に向けて、 国際都市・東京の磁力向上に貢献します。
■施設面積 10,000 ㎡を構成する 5 つの空間
「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」は、5 つの空間で構成されます。
1. ボーダレスワールド
人は自らの身体で自由に動き、他者と関係性を持ち、身体で世界を認 識します。そして身体は時間を持ち、脳内で考えは、同じ脳内の他の考 えと境界が曖昧なまま影響を受け合い、時には混ざり合います。 アートも、部屋から出て自ら動き出し、人々と関係性を持ち、身体と同じ 時間の流れを持ちます。そして、作品は、他の作品とコミュニケーション し、影響を受け合い、時には混ざり合います。そのような作品群による、 境界のない1つの世界が『チームラボボーダレス』です。 人々は、自らの身体でその世界に迷い込みます。そして、その境界の ない作品群は、人々の存在によって変化します。その1つの世界に、他 者と共に身体ごと没入し、溶け込んでいくことで、自分と他者との境界 が連続的なものに変わっていくことでしょう。そして私たちと世界との、 境界のない新しい関係を模索していくのです。
<主な作品>
2. チームラボアスレチック 運動の森
「身体で世界を捉え、世界を立体的に考える 」をコンセプトに、脳の海馬を成長させ、空間認識能力を鍛える新しい「創造的運動空間」です。
「光の立体ボルダリング」や「高く飛び跳ねたり沈んだりする空間」、「空中の揺れる吊り棒渡り」や、「重力に逆らったような動きをする光の立体物に埋め尽くされた空間」、「地球が裏返ったような世界」、そして、「高低差のある斜面で創られた立体的な大空間」など、複雑で立体的な空間で、身体ごとインタラクティブなデジタルアート空間に没入します。そして、それによって、強い身体性を伴った創造的体験を生み出します。
<主な作品>
「身体で世界を捉え、世界を立体的に考える」をコンセプトに、脳の海馬を成長させ、空間認識能力を鍛える新しい「創造的運動空間」です。
3. 未来の遊園地
『学ぶ!未来の遊園地』は、共創(共同的な創造性)のための教育的な プロジェクトであり、実験的な場です。
チームラボのアートは「人々の関係性を変化させ、他者の存在をポジテ ィブな存在に変える」可能性にフォーカスを当てることによって、往々に して個人的になりがちな創造的な活動を、他者と互いに自由なまま、共 創的な活動に変えることができるのではないかと考えています。
現状ある多くの仕事は機械によって代行されていくと言われています。 これからの社会では、人間にしかできないこと、つまり共同的な創造性 が最も大事になっていくでしょう。 しかし、現状の教育や日常生活では、創造性は伸ばされるどころか、押 さえつけられています。そして、現代の多くの人々は、スマートフォンに 夢中になっていて、身体は徹底した個人になっており、共同性を育む機 会が減っています。 人間は、自由な他者と共に、身体を動かしながら身体でものを考えてい ます。そして、人間は、他者と共に創造的な活動によって、この世界を創 ってきました。共創を楽しむ体験によって、日々をより共創的なものへ変 えていけるのではないでしょうか。そのような思いからこのプロジェクト は生まれています。
<主な作品>
『学ぶ!未来の遊園地』は、共創(共同的な創造性)のための教育的なプロジェクトであり、実験的な場です。往々にして個人的になりがちな創造的な活動を、他者と互いに自由なまま、共創的な活動に変えることができるのではないかと考えています。
4. ランプの森
人がランプの近くで立ち止まり、しばらくじっとしていると、最も近いランプが強く輝き音色を響かせます。
そしてそのランプの光は、最も近い二つのランプに伝播する。伝播したランプの光は、それぞれ同じように強く輝き音色を響かせながら、最も近いランプに伝播し、同じように連続していきます。
伝播していく光は、必ず、全てのランプを一度だけ強く輝かせ、必ずはじめのランプに戻ってきます。つまり、人に呼応したランプの光は、二つに分かれ、それぞれ全てのランプを 1 度だけ通る一本の光のラインとなり、最後に、起点となった最初のランプで出会います。
人がランプの近くで立ち止まり、しばらくじっとしていると、最も近いランプが強く輝き音色を響かせます。そしてそのランプの光は、最も近い二つのランプに伝播する。伝播したランプの光は、それぞれ同じように強く輝き音色を響かせながら、最も近いランプに伝播し、同じように連続していきます。
5. EN Tea House
肥前でつくられた新しい茶「EN TEA」が注がれた茶器の中に、花が咲い ていく作品を体験できる空間です。 来場者は新たな体験を通してお茶を飲むことができます。
<主な作品>
【施設概要】
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名 称 : MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless
所在地 : 東京都江東区青海1-3-8(お台場パレットタウン)
時 間 : 月~木 11:00~19:00(※祝前日を除く)
金・祝前日 11:00~21:00
土 10:00~21:00
日・祝日 10:00~19:00
※最終入館は閉館の1時間前
※営業時間は時期によって異なります。詳しくはウェブサイトをご確認ください。
料 金 :一般/高・大学生 3,200円 、子ども(4歳~中学生) 1,000円
※料金は税込の金額となります
◆チケット発売: 2018年5月下旬より発売予定
◆運営者 : 森ビル・チームラボ有限責任事業組合
(※森ビル株式会社とチームラボが共同で設立し、本施設の運営をおこなう事業組合)
プロジェクションパートナー: エプソン販売株式会社